男の靴雑誌LAST

Features

issue数

redwing_41

古きよき靴のあり方をリブートした「フラットボックス」。

菅原幸裕│文
text_Yukihiro Sugawara
太田隆生│写真
photographs_Takao Ohta

Product No.1

Beckman “FLAT BOX”

先芯を入れない仕様のベックマン・ブーツ。右上はブラックチェリーカラーのフェザーストーンレザーを使った「No.9062」、右下はティークカラーのフェザーストーンレザーの「No.9063」、そして左(次ページ)はブラックカラーのクロンダイクレザーを使った「No.9060」。アッパーの革によっても、シワの入りかたなど履き込んだ後の雰囲気が大きく変わってきそうだ。
¥41.500

Product No.1

Beckman “FLAT BOX”

先芯を入れない仕様のベックマン・ブーツ。右上はブラックチェリーカラーのフェザーストーンレザーを使った「No.9062」、右下はティークカラーのフェザーストーンレザーの「No.9063」、そして左(次ページ)はブラックカラーのクロンダイクレザーを使った「No.9060」。アッパーの革によっても、シワの入りかたなど履き込んだ後の雰囲気が大きく変わってきそうだ。
¥41.500

しばらくの間着用した状態のフラット・ボックス各モデル。トウ上部が平たい感じになるのと、トウスプリングがしっかりついているのがわかる。シワの入りかたなど、どこか人馬一体ならぬ「靴足一体」な感じが魅力的だ。

しばらくの間着用した状態のフラット・ボックス各モデル。トウ上部が平たい感じになるのと、トウスプリングがしっかりついているのがわかる。シワの入りかたなど、どこか人馬一体ならぬ「靴足一体」な感じが魅力的だ。

2006年、レッド・ウィング社の初期のブーツの姿を現代に再現させるべく開発された「ベックマン・ブーツ」。その最新モデルとしてリリースされたのが「ベックマン〝フラットボックス〞」だ。アメリカでは靴の先芯のことを「ボックス・トウ」と呼ぶ。フラットボックスはこのボックス=先芯をなくしたコンストラクションを持つ。ヴィンテージシューズに通じた人ならば、この意味と魅力をすぐ理解できるかもしれない。1960年代ごろまでは、この先芯なしの靴は数多く存在していて、レッド・ウィング社でも生産していた。簡略化された構造である一方、着用を重ねることでアッパーがつま先まで馴染み、ソールの返りもよくなる。特にトウシェイプは左右にアッパーが伸びて、独特の平たい(フラットな)感じになる。履き重ねることにより、オーナーのキャラクターを反映して独特な存在になる、そんな良靴の楽しみをこのフラットボックスは従来以上に味わわせてくれそうだ。

今回のフラットボックスの開発にあたり参照されたヴィンテージのワークブーツのひとつ。1960年ごろまでは多く見られた。先芯がないことでヴァンプ部のシワの入り方もより大きな凹凸になっているように見える。

今回のフラットボックスの開発にあたり参照されたヴィンテージのワークブーツのひとつ。1960年ごろまでは多く見られた。先芯がないことでヴァンプ部のシワの入り方もより大きな凹凸になっているように見える。

Next
Back

LAST Facebook page

back back next next
back back next next

LAST Shoe Closet

靴好きな男たちが集まる、唯一の場所。

靴好きが集まる「LAST Shoe Closet」は、人気ブランドの新作シューズや、シューマスターたちの愛用靴がまとめてチェックできる場所です。ここをチェックするだけで靴にまつわる最新情報が手に入ります。また、Facebookのグループに参加すれば、あなたも自慢の靴を投稿できます。

1. Facebookの「LAST Shoe Closet」のグループページで「グループに参加」をクリック。

2. 管理人によるリクエストの承認を待つ。

3. 承認されるとグループのメンバーとなり、写真や記事を投稿できるようになります。

Join the Group

・グループに参加すると、他の人のニュースフィードや検索時にあなたがメンバーであることが表示される可能性があります。
・特定の企業や個人の営利を目的とした宣伝活動を無断で行うことはご遠慮ください。勧誘行為も固く禁じております。
・Facebook上での不適切な投稿は削除させていただく場合がございます。
・スマートフォンからの投稿、また画像サイズが小さい投稿は、写真が小さく表示されます。

About LAST

LASTとは?

すべての紳士たちに向けた靴の専門誌です。こだわりを持つ男にとって、装いの要ともいえる靴を取り上げ、国内外の取材を織り交ぜながら、靴そのものの魅力と、靴を軸としたメンズスタイルの奥深い世界を紹介します。世界唯一の靴専門誌として、クオリティの高いヴィジュアルと、深い知識を備えた文章で、成熟した知性にとっても満足をもたらす誌面を追求していきます。タイトルの『LAST(ラスト)』は 、靴をつくる際に必要である木型(靴型)に由来します。