古きよき靴のあり方をリブートした「フラットボックス」。
菅原幸裕│文
text_Yukihiro Sugawara
太田隆生│写真
photographs_Takao Ohta

Product No.1
Beckman “FLAT BOX”
先芯を入れない仕様のベックマン・ブーツ。右上はブラックチェリーカラーのフェザーストーンレザーを使った「No.9062」、右下はティークカラーのフェザーストーンレザーの「No.9063」、そして左(次ページ)はブラックカラーのクロンダイクレザーを使った「No.9060」。アッパーの革によっても、シワの入りかたなど履き込んだ後の雰囲気が大きく変わってきそうだ。
¥41.500
Product No.1
Beckman “FLAT BOX”
先芯を入れない仕様のベックマン・ブーツ。右上はブラックチェリーカラーのフェザーストーンレザーを使った「No.9062」、右下はティークカラーのフェザーストーンレザーの「No.9063」、そして左(次ページ)はブラックカラーのクロンダイクレザーを使った「No.9060」。アッパーの革によっても、シワの入りかたなど履き込んだ後の雰囲気が大きく変わってきそうだ。
¥41.500


しばらくの間着用した状態のフラット・ボックス各モデル。トウ上部が平たい感じになるのと、トウスプリングがしっかりついているのがわかる。シワの入りかたなど、どこか人馬一体ならぬ「靴足一体」な感じが魅力的だ。
しばらくの間着用した状態のフラット・ボックス各モデル。トウ上部が平たい感じになるのと、トウスプリングがしっかりついているのがわかる。シワの入りかたなど、どこか人馬一体ならぬ「靴足一体」な感じが魅力的だ。



今回のフラットボックスの開発にあたり参照されたヴィンテージのワークブーツのひとつ。1960年ごろまでは多く見られた。先芯がないことでヴァンプ部のシワの入り方もより大きな凹凸になっているように見える。
今回のフラットボックスの開発にあたり参照されたヴィンテージのワークブーツのひとつ。1960年ごろまでは多く見られた。先芯がないことでヴァンプ部のシワの入り方もより大きな凹凸になっているように見える。