「クラシックドレス」の魅力を表現する靴。
太田隆生│写真 photographs_Takao Ohta
菅原幸裕│文 text_Yukihiro Sugawara

履き込んでアッパーにシワが生まれたキャバリー・チャッカ。レジンによって表面にもたらされたツヤと、原皮となめし工程の組み合わせが生む凹凸豊かなアッパーの表情は、コードヴァンのものともまた違った独特の魅力がある。ドレスやワークとは一線を画す「クラシックドレス」を端的に物語る雰囲気といえるだろう。
9096 Caverly Chukka
ブラック「エスカイヤ」レザー▷¥46,000
履き込んでアッパーにシワが生まれたキャバリー・チャッカ。レジンによって表面にもたらされたツヤと、原皮となめし工程の組み合わせが生む凹凸豊かなアッパーの表情は、コードヴァンのものともまた違った独特の魅力がある。ドレスやワークとは一線を画す「クラシックドレス」を端的に物語る雰囲気といえるだろう。
9096 Caverly Chukka
ブラック「エスカイヤ」レザー▷¥46,000

履き込んでアッパーにシワが生まれたキャバリー・チャッカ。レジンによって表面にもたらされたツヤと、原皮となめし工程の組み合わせが生む凹凸豊かなアッパーの表情は、コードヴァンのものともまた違った独特の魅力がある。ドレスやワークとは一線を画す「クラシックドレス」を端的に物語る雰囲気といえるだろう。
9095 Caverly Chukka
シガー「エスカイヤ」レザー▷¥46,000
履き込んでアッパーにシワが生まれたキャバリー・チャッカ。レジンによって表面にもたらされたツヤと、原皮となめし工程の組み合わせが生む凹凸豊かなアッパーの表情は、コードヴァンのものともまた違った独特の魅力がある。ドレスやワークとは一線を画す「クラシックドレス」を端的に物語る雰囲気といえるだろう。
9095 Caverly Chukka
シガー「エスカイヤ」レザー▷¥46,000
レッド・ウィングの「クラシックドレス・ライン」は同社のルーツともいえるそうした靴のあり方やテイストを、現代のラストや素材などを使って形にしたもの。2015年春より展開されているこの「キャバリー・チャッカ」も、1906年のカタログ中にある6インチ丈のダービーブーツから着想し、ポストマンシューズに使われる210番木型を使用して具体化された。アッパーに使われた、ヘファーハイド(若い未経産の牝牛の原皮)の銀面をレジンで固めた「エスカイヤ」レザーは、履き込むほどに大きなシワを生み、古き佳き時代のアメリカンシューズの雰囲気を再現している。今季はワックスの効いたアニリン仕上げの「フェザーストーン」レザーを使ったモデルが新たに登場。エスカイヤレザーのモデルとはまた違ったアメリカンなテイストが楽しめそうだ。

9097 Caverly Chukka
アニリン仕上げのフェザーストーンレザー、ブラックカラーは、マットな質感が特徴。ドレスシューズとは一味違った黒靴の魅力が感じられる。▷¥46,000
9097 Caverly Chukka
アニリン仕上げのフェザーストーンレザー、ブラックカラーは、マットな質感が特徴。ドレスシューズとは一味違った黒靴の魅力が感じられる。▷¥46,000

9098 Caverly Chukka
ブラックチェリーカラーのフェザーストーンレザーを使用。ソールは9097と共に1920年代の意匠を復活させたグロコードソールを使ったハーフラバー。▷¥46,000
9098 Caverly Chukka
ブラックチェリーカラーのフェザーストーンレザーを使用。ソールは9097と共に1920年代の意匠を復活させたグロコードソールを使ったハーフラバー。▷¥46,000

ショップスタッフに聞いた
クラシックドレスの着こなし方。
レッド・ウィング・シュー・ストア東京青山のマネージャー、福田大輔さん(右)はシガーカラーのエスカイヤレザーを使ったキャバリー・チャッカに後染めストレッチパンツ&ニットの装い。「レッド・ウィングだからこそ、あまり囚われず履いて欲しい」とのこと。一方スタッフの松浦佳和さん(左)はブラックエスカイヤレザーのオックスフォードに、ワークウェア調のシャツ&デニムをセレクト。「ダメージの少ないデニムのほうがこの革に合わせやすいと思います」。
ショップスタッフに聞いた
クラシックドレスの着こなし方。
レッド・ウィング・シュー・ストア東京青山のマネージャー、福田大輔さん(右)はシガーカラーのエスカイヤレザーを使ったキャバリー・チャッカに後染めストレッチパンツ&ニットの装い。「レッド・ウィングだからこそ、あまり囚われず履いて欲しい」とのこと。一方スタッフの松浦佳和さん(左)はブラックエスカイヤレザーのオックスフォードに、ワークウェア調のシャツ&デニムをセレクト。「ダメージの少ないデニムのほうがこの革に合わせやすいと思います」。

かなりダークな色味の、ムラ感あるシガーカラーは、カジュアルに着こなしやすいと福田さん。この日は後染めのコットンストレッチのパンツを選んでいた。
かなりダークな色味の、ムラ感あるシガーカラーは、カジュアルに着こなしやすいと福田さん。この日は後染めのコットンストレッチのパンツを選んでいた。

黒のプレーントウの松浦さんはワークテイストになり過ぎないよう配慮しているという。
黒のプレーントウの松浦さんはワークテイストになり過ぎないよう配慮しているという。