男の靴雑誌LAST

Features

issue_10

Red_wing

「クラシックドレス」の雰囲気を現代の靴として。

太田隆生│写真 photographs_Takao Ohta
菅原幸裕│文 text_Yukihiro Sugawara

Product No.1
Mil-1 Saddle Oxford
アメリカンな靴の典型として人気のサドルオックスフォードスタイルが登場。アッパーには染色時加えるワックスとアニリン系染料による透明感が特徴の「フェザーストーン」を使用している。サドル部にはレッド・ウィングのワークブーツのアイコンでもあるトリプルステッチが。ソールは1920年代後半によく使われたトレッドパターンを取り入れたラバーを半張りした「Gro Cord(グロコード)」ソール。カラーはブラック(左下)とブラックチェリーの2色を展開。▷¥50,800

Product No.1
Mil-1 Saddle Oxford
アメリカンな靴の典型として人気のサドルオックスフォードスタイルが登場。アッパーには染色時加えるワックスとアニリン系染料による透明感が特徴の「フェザーストーン」を使用している。サドル部にはレッド・ウィングのワークブーツのアイコンでもあるトリプルステッチが。ソールは1920年代後半によく使われたトレッドパターンを取り入れたラバーを半張りした「Gro Cord(グロコード)」ソール。カラーはブラック(左下)とブラックチェリーの2色を展開。▷¥50,800

「Mil-1(ミルワン)」ラスト。1940年代のNavyラストを改良し、1953年につくられた。

「Mil-1(ミルワン)」ラスト。1940年代のNavyラストを改良し、1953年につくられた。

上は1933年、下は1929年の『レッド・ウィング』社のカタログに掲載された靴のイラスト。これら往年のスタイルが今回のオックスフォードのベースとなっている。

上は1933年、下は1929年の『レッド・ウィング』社のカタログに掲載された靴のイラスト。これら往年のスタイルが今回のオックスフォードのベースとなっている。

「ベックマンブーツ」に代表される『レッド・ウィング』の「クラシックドレス」ライン。ワークシューズにフォーマルな要素も含まれていた1930年代頃までのアメリカを背景として、当時のレッド・ウィングの靴のテイストを生かしてつくられている。
 1920年代中頃までのレッド・ウィングのカタログでは、6インチ丈から膝下丈のブーツが主流だったが、大恐慌を経た1930年代になると、よりシンプルでコストパフォーマンスを追求する風潮もあり、軽作業からフォーマルな用途まで幅広く使えるオックスフォード(短靴)が増えてきた。その中には後のサービスシューの原型も見られるという。
 今季展開される「ミル・ワン・ブルーチャー・オックスフォード」と「ミル・ワン・サドル・オックスフォード」は、そうした時代に端を発するレッド・ウィングのオックスフォードのスタイルをベースに、後年アメリカのミリタリー・オフィサー・シューズに広く使われたラスト、「Mil-1(ミルワン)」ラストを採用してつくられている。
 この「Mil-1」ラストは、有名なマンソンラストほか数種あるミリタリーシューズラストのひとつで、士官クラスの正装にあわせるオフィサーシューズ用だった。フォーマルかつオーソドックスな形状が特徴である。
 スタイルとラスト、時代を超えた邂逅が、往年のクラシックドレスのオックスフォードを復活させた。その佇まいは、カジュアルシックな現代のライフスタイルにこそ、有効に感じられる。

Product No.2
Mil-1 Blucher Oxford
「Mil-1」ラストの、オーソドックスな存在感がよくわかるプレーンブルーチャー。アッパーには昨年新たに開発された「エスカイヤ」レザーが使われている。肌理の細かなヘファーハイド(若い未経産の牝牛の皮)のみを鞣し、染色後に銀面をレジンで固めたこの革は、かつてペニーローファーによく使われ、独特の艶感と着用を重ねて生まれる表情の変化が魅力だ。ソールはこちらもGro Cordソールを採用している。カラーはブラックとシガー(左下)の2色を展開。▷¥50,800

Product No.2
Mil-1 Blucher Oxford
「Mil-1」ラストの、オーソドックスな存在感がよくわかるプレーンブルーチャー。アッパーには昨年新たに開発された「エスカイヤ」レザーが使われている。肌理の細かなヘファーハイド(若い未経産の牝牛の皮)のみを鞣し、染色後に銀面をレジンで固めたこの革は、かつてペニーローファーによく使われ、独特の艶感と着用を重ねて生まれる表情の変化が魅力だ。ソールはこちらもGro Cordソールを採用している。カラーはブラックとシガー(左下)の2色を展開。▷¥50,800

「エスカイヤ」レザーをアッパーに使った「ミル・ワン・ブルーチャー・オックスフォード」を、しばらく着用した後の写真。シワの入り方などが独特なことがよくわかる。履きこむことで、ヴィンテージライクな存在感が強まる。

「エスカイヤ」レザーをアッパーに使った「ミル・ワン・ブルーチャー・オックスフォード」を、しばらく着用した後の写真。シワの入り方などが独特なことがよくわかる。履きこむことで、ヴィンテージライクな存在感が強まる。

information contact レッド・ウィング・ジャパン tel.03-5791-3280
www.redwingshoe.co.jp/contents/normal
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About LAST

LASTとは?

すべての紳士たちに向けた靴の専門誌です。こだわりを持つ男にとって、装いの要ともいえる靴を取り上げ、国内外の取材を織り交ぜながら、靴そのものの魅力と、靴を軸としたメンズスタイルの奥深い世界を紹介します。世界唯一の靴専門誌として、クオリティの高いヴィジュアルと、深い知識を備えた文章で、成熟した知性にとっても満足をもたらす誌面を追求していきます。タイトルの『LAST(ラスト)』は 、靴をつくる際に必要である木型(靴型)に由来します。